シロアリについて

シロアリは雑食性の昆虫

シロアリは陸上のほとんどの地域に生息しています。実はゴキブリの仲間に分類され、普通のアリとは違う仲間になります。その為、シロアリは主に木造の家屋に棲みつきやすく木材を食害したり樹木、農作物などに被害を与えます。また、ときにはプラスチックやゴム類、動物の死骸、コンクリートなども食い荒らす雑食性の昆虫です。シロアリの被害は大きく、火災等の被害の数倍になる事があります。

シロアリイメージ

日本における主なシロアリの分布

ヤマトシロアリ  イエシロアリ  アメリカカンザイシロアリ

上の画像をクリックすると下の分布図と説明が変わります。

分布図
羽アリ発生時期
4月ごろ~5月ごろ
加害習性
湿潤な腐敗した木材を好み建物の下部材を主に加害する。雨漏りがあれば天井小屋組材迄加害する。

ヤマトシロアリとイエシロアリとの比較

ヤマトシロアリ イエシロアリ
有翅虫 体色 黒褐色 黄褐色
群飛時期 4~5月昼間
(10~12時頃)
6~7月の夕方から夜
燈火に群がる
群飛回数 通常1巣から
2~5回
通常1巣から
2~5回
兵蟻 体長 3.5~6.0mm 3.8~6.5mm
頭部の形態 淡褐色、円筒形 淡褐色、卵形
粘液 頭部を刺激しても出ない 刺激すると白色液体を出す
職蟻 体長 3.5~5.0mm 3.8~5.2mm
頭部の色 乳白色 乳白色
個体数 全体の90%から95% 全体の90%から95%
役割 木材の食害、巣の構築、他 木材の食害、巣の構築、他
加害習性 湿潤な腐朽した木材を好み建物の下部材を主に加害する。雨漏りがあれば天井小屋組材迄加害する。 湿潤な木材だけでなく被害は建物全体に及ぶ。加害速度は速く、被害は激烈である。古材より新材を好む。

シロアリの社会

シロアリはコロニー(巣)と呼ばれる1つの集団の中で活動をします。1つのコロニーには数万から数百万のシロアリが生活していると言われています。シロアリの社会は完全な階級社会で女王、王を頂点としたピラミッド構成になっており、女王、王からなる生殖階級、職蟻階級、兵蟻階級などがありはっきりした役割分担があります。

シロアリは1年に一度いわゆる群飛を行い、新しい成虫(羽アリ)が巣から飛び出していきます。シロアリの被害に気が付くのはおそらくこの時がほとんどで、すでにかなりの被害を受けていると言えます。

イメージ

シロアリ被害の見つけ方

シロアリ被害の見つけ方要チェック

シロアリは体液の揮散を防ぎ外敵から身を守る為に通常、蟻道(ギドウ)を構築してその中を従来しています。群飛時以外は蟻道から出てくることはほとんどありません。

シロアリは乾燥を嫌いますので適度な湿度を保つ為に食害している機材の割れ目や隙間などに土を詰めたり盛り上げたりします。柱などの付け根付近に蟻土を見つけたら周りの環境をチェックして下さい。

シロアリ被害の見つけ方要チェック
シロアリ被害の見つけ方危険信号

翅アリの群飛期はシロアリが唯一人前に姿を現す時です。シロアリ発見の絶好のタイミングになりますが、この時にはすでに大きな被害が出ている場合があります。

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